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大理石の表面

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Lesson.2
サーフィン検定とは?
1級〜5級までの内容

近年、サーフィンはオリンピックの正式種目に選ばれたことからも注目度を増しているマリンスポーツですが、

実は英語の検定や漢検などといったものと同様に資格を取ることができることをご存知でしょうか。

ここではその「サーフィン検定」についての詳細や、どういった種類や階級があるのかをご紹介していきます。


サーフィン検定とは?

サーフィン検定とは、まさにそのままサーフィンの技術力を計るための試験です。

NSA(日本サーフィン連盟)が主催しているもので、種類はロングボード・ショートボード・ボディーボードの3つとなります。

また、階級は1級から5級までの5段階に分かれていて、その前の段階の級数を持っていないと次の級にチャレンジすることはできません。ちなみにこのNSA(サーフィン連盟)は日本のプロやアマチュアのサーファーを支援する団体で、一般サーファーなども加入することができます。


なお、日本の中でプロテストを実施しているのはJPSA(日本プロサーフィン連盟)の方ですので、サーフィン検定で1級に合格したからといってプロというわけではありません。もちろん1級に合格できるようなレベルであればプロテストにも受かる可能性がありますので、チャレンジしてみてもいいかもしれませんし、ひとつの指標にするにはおすすめです。


サーフィン検定の受験の流れ

サーフィン検定は、自分が現在どれくらいのサーフィンの技術があるのかを確かめるのに最適な試験です。

また、合格した場合には一応履歴書などにも記載することができます。

そのため、サーフ関連の会社などに勤めたいという方にとっては持っていて損はない資格と言えるでしょう。さて、それでは実際にサーフィン検定を受けるにはどういった流れを踏まえればいいのか?

実はサーフィン検定は非常に簡単に受検することができるのです。まずは実施日・時間を確認して、当日に会場に行って手続きをすれば誰でも受験可能となっています。(事前にホームページなどで予約する必要もなくて簡単です)


そして参加申込書に必要事項を記入して、受験料2,000円を支払えばエントリー完了です。エントリー後の流れもご説明しますが、文章だと少し分かりにくいかもしれませんのでフローチャートのような形で見ていきますと…

・サーフィン検定実施日に会場へ訪れる

・参加申込書に必要事項を記入・顔写真を添付(会場にポラロイドカメラで撮ってくれる場合もあり、ただし持参した方が確実)

・参加費2,000円を支払い、ゼッケンカラーや受験カードなどを渡されるのでそれを持って待機

あとは級数ごとに並び、自分の番が来るまで待っていればOK


実際にはこれだけのことですので、誰でも気軽に受験することができます。端的に言ってしまえば、当日に調子が良ければ急遽エントリーしてもかまわないということです。もちろん1級や2級といった上級の方では入念な調整をして受験する方がほとんどですが、4級や5級となればその日のコンディションと勢いでも問題はありません。(もちろんある程度テスト内容に沿った実力がある場合に限ります)


サーフィン検定の科目・内容

それでは次に実際にチェックされる技術・内容をご紹介していきます。

サーフィン検定は5つの段階、ロングボード・ショートボード・ボディーボードの3つに分かれておこなわれます。

各種類・級数でどのようなものが科目に挙げられ、チェックされるのかは以下の通りです。



1級
 

フリーライディングでエクセレントスケール8.0以上が必須。

スピードやパワー、波を見る能力やコンディションに合わせたライディングができるかどうかを審査。



2級
 

フリーライディングでグッドスケール6.0以上が必須。その日の波のコンディションに合わせてボードをコントロールできているか、スピードなどを総合的に判断。

※2級以上に関しては審査基準が波のコンディションなどよっても変わるため、当日になってから分かることもあります。



当店スタッフでは、


・Kei

・Kaori

・Masahito

・Takeshi


の4名が保持者となります♪ 同等のレベルも2名います!

・Nami

・Hiroshi



3級
 

ショートボード:

テイクオフからレールを使ったターンで加速できること。カットバックもしくはリエントリーができること。


ボディーボード:

ショートボードと同条件でスピンを行なうことが必須。なお、リエントリーのかわりにエルロロ、もしくはローラーコースターでも可。


ロングボード:

上記条件に加えてウォーキング・ウォーキングバックができること。



4級
 

5級の合格条件に加えて波のうしろにプルアウトができることが必須。



5級
 

25m以上の泳げること。パドリングからのゲッティングアウトができること。テイクオフしてサーフボードの上に立つことができるかどうかをチェック。※ボディーボードでの受験に関しては、キッキングを使ってテイクオフし、ある程度ライディングができることが条件となる。

ちなみにNSAの正会員ですでに5級免除の資格を持っている方の場合は、4級から受験することが可能です。それ以外の場合は5級からの受験となり、次の級数を受験する場合には受付時にNSAから送られてくる認定書を提出しなければいけませんので大切に保管しておきましょう。




認定証を紛失、もしくは受験者の級数を確認できない場合はいくら実力があっても上の級数を受験できません。

サーフィン検定の1級を受けるまでには、かなりの練習を積まなければいけませんが、非常に励みになりますのでチャレンジしてみるのも面白いかと思います。ぜひこれらの審査基準を参考に挑戦してみてください。

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